守谷市上下水道事務局

守谷市上下水道事務所
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茨城県を流れる水道水。安心して守谷市の水道水を飲んでいただくために、水質基準は基準項目として人の健康の保護、または生活上の支障を生じる恐れのある項目、50項目が定められています。その他にも農薬などを含めた水質管理目標設定項目が設定されています。

守谷市の水道の歴史、始まりは昭和45年

昭和45年に旧守谷地区自家水水質検査で、飲料不敵井戸がでました。安全な町営水道の整備要望気運が高まりました。昭和46年に簡易水道事業が発足し、その1年後の昭和47年に簡易水道給水が開始しました。昭和53には計画給水人口20,000人、計画1日最大給水量8,000㎥とし、民間宅造に伴う人口増加に対応するために上水道創設事業を始めました。
また住宅都市整備公団施行の南北団地開発計画による人口増に対応するため、第1次拡張事業を始め、その2年後の昭和57年には、茨城県企業局施行による県南広域水道用水供給事業より受水を開始しました。
そして昭和57年から60年の間に、未整備であった農村地区の配水管網の整備が完了しました。その後も配水管の整備が継続して実地されています。

飲む以上、把握しておきたい。水源地

地下水である深井戸と県南広域水道用水供給事業からの受水です。平成19年度の実績では、全給水量のうちの地下水が15%、受水が85%と受水の割合が高くなっています。地下水は井戸7本の深井戸から、ポンプで組み上げて浄水場に導入しています。茨城県地下水の採取の適正化に関する条例に基づき、1日あたり8,900㎥と最水量が規正されており、その範囲内で活用しています。受水は、茨城県企業局の利根川浄水場において、利根川を水源として高度浄水処理により、浄水した水道水を最大14,000㎥、1日あたり購入しています。そのため少しだけ、月の水道料金が高くなってしまいます。
高度浄水処理とは、通常の浄水処理では十分に対応できない臭気物質やトリハロメタンなどを処理するために、追加で導入する処理のことを言います。

行うのは当たり前、環境への取り組み

水道局にとって環境への取り組みは欠かせません。供給のためには水資源の利用の他に、エネルギー使用などの環境負荷を与えており、公益的サービスの提供者として、環境保全に取り組むことが社会的責任として求められます。
守谷市では、環境対策として廃墟物について配水管の布設工事で発生する、建設残土の活用や浄水場で発生する汚水汚泥のセメント利用など、リサイクル材として有効活用を行っています
また耐震性の向上や漏水量の低減のため、石綿セメント管などの老朽管路の更新に取り組んでいます。浄水場における対策としては、ポンプの一部をインバーター制御に変更し、省エネルギー化しており、今後も着実に取り組みを行っていくことに努めています。
また事務所活動における環境への取り組みとしては、節電などの活動を行い、太陽光社団のために緑のカーテンの設置を行っています。

上記のことをまとめ、課題として以下の2つが環境への取り組みとして挙げられます。

  1. 電力消費の削減に努める
  2. 省エネルギー化未対応野設備に対して、インバーター機器の導入を検討

この他の取組として、下水に布・油脂・ゴミなどを流さないようにお願いし、マンホールの清掃なども心がけています。

おわりに

守谷市上下水道事務局は短期間で、事業を拡大したということがわかります。深井戸と県南広域水道用水供給事業からの受水を水源とし、ほとんどが県南広域水道用水供給事業からの受水でまかなっています。
また環境への取り組みもかかさず、リサイクル材としての有効活用や省エネルギー化などの対策を行っています。そしてなにより環境への取り組みは、水道局だけでなく茨城県で水道水を使用する人たちの強力も必要です。

参考サイト

守谷市