仙台市水道局

仙台市水道局

仙台市の有収水量は、市勢の進展による給水人口の伸びとともに増加していました。しかし平成9年にピークを迎え、減少し始め、給水人口は微増を保っているものの、減少傾向が続いています。これは家庭での節水意識の浸透や節水機器の普及、事業所や工場における地下水などの併用といった使用形態の変化、景気の低迷などの影響によって使用量が減少していると考えられています。

仙台市水道局の歴史。始まりは大正12年

大正2年の12月に、大倉川の表流水を水源に計画給水人口12万人を目標とする創設工事に着目し、大正12年の3月に給水を開始しました。市勢の伸展や配水区域の拡大、市民生活の工場に伴う水需要の増加に対応するために、数回にわたる拡張事業により、水源の確保と供給体制の拡大を図ってきました。

平成2年には七ヶ宿ダムを水源とし、県内17市町に水道用水を供給する宮城県仙南・仙塩広域水道用水供給事業からの受水と、宮城県が建設した宮床ダムからの取水に関連する施設整備を中心とした第5次拡張事業が完了し、今の水道事業の供給体制が整い、普及率も99%を越えています。

仙台市水道局、6箇所の水源と8箇所の浄水場

  1. 宮床ダム
  2. 七北田ダム
  3. 大倉ダム
  4. 青下ダム
  5. 釜房ダム
  6. 七ヶ宿ダム

上記6つの場所を水源としてまかなっています。

水源となるダムからの水は、導水管を経て浄水場に届きます。仙台市には浄水場が8箇所あり、最も茂庭浄水場からの排水量が多いです。そして国見・福岡・中原の順になっています。
城県仙南・仙塩広域水道などからの受水も3割をしめており、その他に山間部にある、規模な浄水場が4箇所あります。

茂庭浄水場 37.6%
国見浄水場 20.6%
福岡浄水場 9.2%
中原浄水場 6.3%
広域水道受水など 26.0%
小規模浄水場 0.3%

 

どうやって届くの?浄水場からの流れ

浄水場で処理した水道水は、送水管やポンプ場を通り、配水施設へと届きます。仙台市には65箇所の配水施設があり、地域の需要に応じて配水出来るように、水道水を一時的に蓄えることで、水量や水圧などを調節しています。配水施設から送り出された水は、道路下に埋められている配水管を通り、わたし達の給水管を通り蛇口に届きます。仙台市では約50万世帯、約100万人の人たちに水道水をお届けしています

環境コミュニケーション、さまざまな活動

1.水道フェア

浄水場での浄水処理過程を模擬実験するコーナーや水道の災害対策を説明するコーナーなど、さまざまなテーマで水道事業を紹介しています。
また会場では、水道水とミネラルウォーターを飲み比べる「きき水体験」や、水道水を使用したお菓子作り講座の開催など、気軽に体験・参加できる企画も取り入れています。

2.水道セミナー

関心が高いテーマについて、施設見学を交えながら説明する研修会が水道セミナーです。平成22年度の水道セミナーでは、「水道の火災対策」と「家庭の水道の仕組み」の2つのテーマについて開催しました。

3.出前水道教室

仙台市内の多くの小学校では、4年生を対象に社会科授業において、水道に対する理解を深めてもらう機会とし、浄水場職員が訪問授業を行う「出前水道教室」を実地しています。アニメを用いて水道水が出来るまでの過程を詳しく説明したり、水源涵養林の役割や水資源の大切さや環境をきれいに保つ必要性などについても触れたりできます。

4.浄水場の見学者受け入れ

小学校が社会科授業の一環として利用できるように、浄水場の内部を見学しながらその役割を学ぶことの出来る、浄水場施設見学を実地しています。
また一般の方の浄水場見学の希望にも対応し、水道の理解を深めるための一役を担っています。

5.市政出前講座

市政出前講座は、担当課の職員が市民の方の元へ直接出向き、説明を行うことで市政への理解を深めていただき、行政とのパートナーシップの向上を図ることを目的としています。水道料金と水道事業の経営、家庭の水道のお話、水道水をおいしく飲むコツ、飲水が出来るまで、水道の火災対策という5つのテーマについて説明を行っています。

おわりに

6箇所の水源と8箇所の浄水場、65箇所の配水施設などさまざまな施設から成り立っているようです。
またさまざまな活動を行い、水道について関心を高める働きも行っています。

参考サイト

仙台市水道局